無理のない育児

VBACの検討〜葛藤

前回第一子出産〜VBACの検討まで書きました。今回はVBACを行っている病院受診に向けの準備するところから葛藤について書きたいと思います。長いので分けて書きました。

VBAC実施の病院受診するにあたり必要な書類

前回の記事でVBACを実施している病院の受診予約をしたところまで書きました。

受診するにあたり、

・現在の産婦人科の紹介状

・前回帝王切開を行った際の手術記録

が必要と言われました。

現在通っている病院で紹介状を書いてもらうのは簡単だったのですが、第一子出産の際の手術記録が見当たりませんでした。

第一子出産の際に病院からもらった書類はすべて捨てずに取ってあったので、そもそも手術記録というもの自体受け取っていない可能性もありました。

第一子を出産した際、里帰り出産したので現在の住所とは遠い場所に病院があります。数年前の手術記録が今もらえるのかどうか、実母が代理で受け取ることは可能かどうか電話で問い合わせをしました。

2年前の主治医がもう病院をやめているそうで、もう一度別の医師を受診して文書を書いてもらわなればならないようです。また、個人情報だから代理の人ではダメと言われてしまいました。

里帰り出産した病院は平日の受診しか受け入れてくれないので、手術記録をもらうために仕事を休んで実家までの交通費をかけて行かなければなりません。

取っておいた書類の中に、術後に主治医が病状説明書のような手術に至るまでの経過を手術で切った部分などを書いた紙があったので、とりあえずその用紙を持って病院へ向かうことにしました。

妊娠9週でインフルエンザにかかる

妊娠初期が冬だったので心配はしていましたが、妊娠9週でインフルエンザにかかりました。

家族全員インフルエンザワクチンは打っていたものの、娘が保育園で流行っていたインフルエンザにかかってしまい、その1週間後に私自身も見事にうつってしまいました。

妊娠初期だと内服薬の内服も慎重に考えなければならないのですが、今回はリスクをベネフィットを考慮しタミフルを5日間内服することになりました。

妊娠初期でのインフルエンザ。39度の発熱と倦怠感と戦いながら、お腹の赤ちゃんに「ごめんね、頑張ろうね」と語りかけていました。

妊娠中であること、つわり、インフルエンザすべてが重なってしまい、1週間経って解熱した後も体力はなかなか戻りませんでした。仕事と家事、育児の日々についていけず、実母に頼る日もありました。

幸い、インフルエンザ完治後も流産等はすることなく、元気にお腹の中で育ってくれていました。

揺れ動く決断

TOLACを目指すにあたり、子宮破裂に対するリスクは調べていました。そのリスクと向き合おうと決め紹介状を書いてもらいましたが、やはり日々の生活の中で天秤にかけ揺れ動くこともありました。

そこでインフルエンザに罹患したことで、私はお腹の子供にすごく負担をかけてしまっているのではないか

と感じてしまう日もありました。

TOLACを目指すかどうか、幾度考えても答えが出ず毎晩悩んでひたすら調べて・・・ということを繰り替えしていました。

受診当日

仕事を休み、紹介状を持ってVBACを実施している大学病院を受診する日が来ました。

現在通っている産婦人科の先生は私の気持ちを尊重はしてくれてはいるものの

「おそらく大学病院でTOLAC目指すにあたり、厳しい話はかなりされると思う。

覚悟して受診しに行ってください。」

と言われていたので、どんな厳しい言葉をかけられるのだろうと怖くなりました。

しかし、ここまで準備して紹介状も書いてもらったので覚悟をして向かいました。

予約はしたものの、初診であり大学病院だったので4時間程度待たされました。

いよいよ名前が呼ばれ診察室に入りました。