無理のない育児

【体質?ストレス?】子供のどもり(吃音)

ご覧いただきありがとうございます。

私には3歳の娘と0歳の息子がおります。

娘はHSC(ひといちばい敏感な子)の気質をもつ子なのですが→それについてはこちら

2歳後半頃からどもり(吃音といいます)がみられるようになりました。

下の子の出産後と時期的にはかぶるので、もしやストレスからかな?愛情不足?私のせいなのかな?とやんわり心配になりました。

参考にした本はこちら↓

保護者の声に寄り添い、学ぶ 吃音のある子どもと家族の支援 暮らしから社会へつなげるために [ 堅田利明 ]
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ネットで少し検索したり以前紹介した助産師HISAKOさんも動画をあげていたので参考にさせていただきました→こちら

どもり(吃音)とは

吃音とは話し言葉が滑らかに出ない症状

・同じ音を繰り返す(い、い、いぬ)

・同じ音を引き伸ばす(いーーーぬ)

・ことばの前に間がある(・・・いぬ)

発話の流暢性(滑らかさ・リズミカルな流れ)を乱す話し方を吃音と呼ぶそうです。

ちなみに娘は同じ音を繰り返すタイプです。

一般的に考えられる原因は?

吃音の原因は

・体質(遺伝的)

・発達の過程(言葉が爆発的に出る時期のもの)

・環境(生活の変化など)

原因のほとんど(8割程度とも言われています)は体質的なものだそうです。

娘にとっての原因は?

娘の発語自体はとても早く、1歳過ぎたあたりから単語を話し出し、1歳半で2語文話し、歌も1曲歌えていました。

誰と会っても「すごいお話が上手ね〜」といつも言われていたので、言語や発語に対しての心配を感じたことが一度もなかったです。

娘の吃音が始まったタイミングは第二子出産後ということもあり、ストレスなのかな?と少し心配になったのですが、上記のように原因のほとんどは体質的なもののようです。

実は、私自身も就学前まで吃音がありました。しかも娘と同じ同じ音を繰り返すタイプでした。

言いたいけど、最初の一文字がスラスラと言えない。

そのもどかしさを今でも覚えています。

ただ、自分でも訓練したり練習したわけでもないのですが、気が付いたら治っていました。(母いわく小学校入った途端になくなったそうです)

私自身がそういう体質だったので、娘の吃音もおそらく遺伝的なものが大きいと思います。

本にも、吃音のある子どもの親が吃音経験者だということは多いというような記載がありました。

これを読んで、私はほっと胸をなでおろしました。

愛情不足だとか、ストレスから来る というようなことを考え出したら母親はすぐに押しつぶされてしまうと思います。

お母さんのせいじゃないんだよ!と本の記載でも動画でも言ってくださっていました。

それだけで救われる思いでした。

治療は必要?

7〜8割の子どもは自然と治っていくようです。

本でもNG対応として

「ゆっくり言ってごらん。もう1回言ってみなさい」

と指摘を繰り返すのはよくないと書いてありました。

私の小さい頃の記憶でもそうなのですが、焦っているから同じ音を繰り返すわけではないのです。ただ、なぜか言えないのです。

指摘を繰り返すことによって、吃音に対しての不安感や嫌悪感が出たり、笑われたりすることで、トラウマになり話をすること自体に恐怖や不安が強くなることもあるようです。

なので、大切なのは

ただ、見守る

現在娘は自分の話し方を気にする様子はなく、楽しそうに毎日とにかく沢山おしゃべりしています。

私も夫も成長の過程だと思ってただ見守ることにしました。

育児をする上で、「ただ見守る」って簡単なようで、実はとても難しいんですけどね。

私は専門家ではないので、もしかしたら人によっては訓練が必要なケースなどもあるのかもしれないのですが、もし同じような境遇で心配になっている方の参考になれば嬉しいです。