無理のない育児

HSCの娘(3歳)について

こんにちは

ご覧いただきありがとうございます。

現在3歳になった我が家の娘!

娘は、本当に大切な存在で私たち夫婦にとっても宝物なのですが、

実は生まれてから今まで

手のかかる子、扱いにくい子でした。

可愛くて仕方がない娘にも関わらず、

ときに子育てが私にとってつらくなり、

何度泣いたかわかりません。

ずっと娘に対して抱いていた

「普通なんだけど、普通じゃない」

という感覚。

親だからこそ感じていた違和感があったのですが、

最近ようやく一つの解答を見つけることができました。

それはHSC(Highly sensitive child)です。

HSCとは?

いわゆる「ひといちばい敏感な子」という生まれ持った気質です。

大人で繊細な人はHSPという気質、

今では「繊細さんの本」という書籍が出ていたり

芸能人でもHSPを公表している人がいらっしゃいますが、

それの子供バージョンと考えるとよいと思います。

HSCて病気なの?

5人に1人がHSCの気質を持つと聞いて、だいぶ多いなぁと感じました。

これは病気でも障がいでもなく、もともとの気質なので治るものではありません。

そして重要な点は、治す必要がないものなのだそうです。

このHSCという概念をつい2週間ほど前に知ったことで、

私が3年間抱いていた違和感に対する答えを見つけたような気持ちでした。

おすすめの本

すぐに本屋さんに行き、本を購入し一気読みしました。

特に「HSC子育てハッピーアドバイス」は、

とてもわかりやすくて心が軽くなりました。

それと同時に、娘のことを今まで理解してあげられなかったことに対し、申し訳ない気持ちもこみあげてきました。

娘のHSCエピソード

最近気になっていた感覚過敏。

HSCの子に多いようで、自分自身の対応を反省しました。

  • 朝起きたら太陽がまぶしくて泣(今までは「朝なんだから当たり前だよ」と言ってしまっていた)
  • 本人も楽しみにしていたイベント会場で、音が大きくて耳が痛いから帰りたいと言い出す(「もう少しだから頑張りなよ」と言ってしまっていた)
  • 靴下の縫い目が当たって嫌だと履いてくれない(これに関しては履かなくていいよーと言っていました)
  • 痛みに弱い。予防接種を受ける時、駐輪場着いただけで暴れる。
  • 前から来た自転車がぶつかりそうだったと言って泣き出す(実際は全然ぶつかる距離じゃない)

これからは、気のせいだよと言わずに共感してあげようと思いました。

感情反応が強く癇癪が多い

感覚過敏以外にも、HSCの子どもは人一倍感受性豊かですし、

感情反応の強い子はやはり癇癪を起こしたり育てにくいと感じる子がいるようです。

娘も赤ちゃんの頃から夫も第3者である私の実母から見ても育てにくさは感じていましたし、1歳ぐらいから癇癪を度々起こしています。

3歳になって癇癪自体は少しは減りましたが、ささいなことで怒ったり泣いたりすることが本当に多いです。

日常にある、娘にとっての地雷を踏まないように気を付けてはいるのですが、それでも度々地雷を踏んでは爆発されています。

  • お茶と牛乳どっちも飲みたいと言われお茶を注いだら、牛乳が先がよかったと泣く
  • 爪を切る順番が気に食わなくて泣く
  • おままごとをしていて、私がおもちゃをかごに入れずに床に置いた瞬間にキレる

言った通りに動いたのに怒り出すこともあり、最近は予防するのが難し過ぎてあまり深く考えないようにしています。

一度怒りの感情が湧き出ると、その後私が望む行動をとったとしても、怒りの感情を治めることができず、そのまま爆発してしまいます。感情のコントロールができないようです。

ただ、不思議なことに保育園だと癇癪は一度も起こしたこともなければ、泣くこともほとんどなくご機嫌に過ごしているようです。

人一倍敏感だからこそ、外だと頑張りすぎて家で爆発させてしまうのだと本を読んで気づきました。

安心できる環境だからこそ素が出せる。

そういった親にとっての困った姿を見せている家庭は子育てがうまくいっている証拠なんだと書いてあり本当に救われました。

理解できてもやっぱり大変

娘の気質を理解できたことで、苦しかった私の心は少し楽にはなりました。

ですが、理解しても尚、昨日も激しい癇癪を起こし、私もかなり消耗してしまいました。

理解できたからといって全てがうまくいくわけではなく、現在ももがき苦しむことが多いです。

最近の子育てにおいては、自己肯定感を育てることが重要とよく言われていますが、

HSCの子は自己肯定感が育ちにくい気質を持っているそうです。

しかし、感受性が豊かであるので自己肯定感を高めてあげれば他の子よりも幸福感を強く感じるという統計もあるそうです。

我が子も、親子で泣いたり笑ったりしながら、困ったらまた本を読み返して、娘の成長と娘の自己肯定感を育てていければいいなと思います。

・・・先日娘が

「今日はパパとお風呂入る!ねぇ、パパ!一緒に入れて嬉しいでしょ〜?」と言っていました笑 女子ってすごいなと思ったのと同時に自己評価(これって自己肯定感?)高いなぁと笑ってしまいました。

どなたか参考になれば嬉しいです。