弱視治療

弱視の娘、保育園生活のルールを変更しました

こんにちは

ご覧いただきありがとうございます。

3歳(年少)の夏から始まった娘のめがね生活。

紆余曲折ありましたが、半年たって

ようやく娘自身がメガネを身体の一部として受け入れ、

1日中かけていられるようになりました。

しかし、視力は「0.75」とあまり育っておらず。。涙

この半年間、保育園でのメガネ装着についてモヤモヤしていたことがありました。

治療の進行状況をふまえ

この度、保育園のルールを2つ、変更してもらうことにしました。

①お散歩や園庭ではメガネ禁止

保育園の中では多くの園児が一緒に活動しています。

先生達は怪我がないように「安全面」を1番に考えて

屋外でメガネは外すルールになっていたのです。

このルール、弱視の子供にとっては非常につらいルールだと思っていました。

なぜなら、

弱視の子は「近くも遠くも見えない」んです。

メガネがなければ視界はすべてぼやけています。

砂場でお団子を作っても、お団子の仕上がりを細かく確認できません。

手を繋いでいるお友達の顔もぼやけています。

私の娘においては不同視弱視といって「左目だけが弱視」

なんとか右目では見ることができるので、まだいいかもしれません。

しかし両目が弱視の子にとっては、

メガネを外すこと=安全

とは思えないです。

これが私のモヤモヤポイントその1でした。

②絵具を使う時はメガネを外す

屋内活動の時も、お迎えの時メガネをかけていない時があります。

絵具を使った活動の時

絵具がメガネにはねる可能性があるので外す

メガネが汚れそうな場面では外すそうです。

これもモヤモヤポイントその2でした。

絵具を使って画用紙を見る際も、

メガネがなければ、ぼやけています。

自分が使った絵具で、どのような絵が描けたのか見えない

なんのための絵具活動なんだろう?

と思ってしまいモヤモヤ。。。

この場合は安全面ではなく、

メガネが汚れるリスク>メガネ装着

と、メガネの優先順位がかなり低いように感じていました。

眼科の先生のお手紙を添えて変更依頼

視力の育ちがゆっくりな娘。

このタイミングで

眼科の先生に、

普段の生活や保育園での生活について少し相談しました。

「保育園の園長先生宛てにお手紙を書いておくね〜」と言って書いてくれました。

それを持参し園長先生に相談。

やはり安全面に関して心配な様子。

怪我のリスクについて再度説明(説得?)されました。

しかし、怪我のリスクは夫婦で了承した上でメガネの装着をお願いしました。

怪我のリスクについて理解している旨の同意書を記載。

「運動遊び(マット運動のことかな?)だけは外させてください」と言われたので

その判断はお任せすることにしました。

なんとか保育園のルールを変更してもらい、

これからメガネ時間が長く取れそうです。

ただ、過去にも弱視の子はいただろうし、

今後来るであろう弱視の子は

「屋外ではメガネ禁止ルール」

が適応され続けるのかと思うと少し心配になりました。

昨年来たばかりの園長先生とお話していると、

近視と弱視の違いや、それぞれのメガネの意味について

理解していないように感じるからです。

保育園はリスクは取らない

私も娘も今の保育園が大好きです。

しかし、保育園に預けている保護者の中には本当に色々な人がいます。

  • すぐに苦情を言う人
  • なんでも保育園の責任にする人

精一杯イベントを行ってくれた先生達に対し

イベント後のアンケートで心ない意見を出す人もいます。

そのため、

保育園側は出来るだけ「文句が出ない」運用をしているのだと感じる場面が多いです。

それは施設として大切な対応だとも思います。

娘の視力が成長するより、

メガネで怪我しないことを優先する気持ちも理解できます。

ただ、弱視の子供が4歳という時期にメガネをかけて視力を育てることは

一生見えない or 見えるようになる

の境目なんです。

その思いがなかなか伝わらなくて、半年もかかってしまいましたが

眼科の先生の協力のおかげもあり、なんとかルールを変えることができました。

どうか、娘の目が育ちますように!

読んでいただきありがとうございました。