無理のない育児

その育児、頑張りすぎていませんか?

ご覧いただきありがとうございます。

私は現在3歳と0歳8ヶ月、2人の子供がいます。

子供が生まれてから私のライフステージは変化し、価値観も大きく変わりました。

私も夫もそろってがっつり理系の大学出身で、2人とも科学的根拠・エビデンスにこだわり、合理的、効率的なことを求めるマニュアル人間でした。

それが、まったく思い通りになんていかない育児という大きな大きなハードルがやってきたのです。

理不尽だらけの子供の態度、非効率でしかない日々の生活の中で3年間試行錯誤しながら時に泣いて時に笑って過ごしてきました。

真面目なパパ・ママほど育児書や教育評論家の方の意見、世間の声など耳を傾けすぎて、心の負担が大きくなり、育児が自分自身の精神的負担になっているケースは多いと思います(私がそうでした)

そのようなパパ・ママを「育児頑張りすぎ症候群」と名付けるとすると、

まだまだ子育て歴3年4ヶ月の私ですが、育児頑張り症候群のお母さんお父さんに伝えたいことがあります。

それはありのままの自分自身で子育てしていい

ということです。

というのも先日、感情の起伏が激しく1日に何度も泣き叫ぶ娘との生活に疲れ果て、夫に1時間半だけ息子を預けタイの古式マッサージに行った際に孫がいるおばあちゃんスタッフについ愚痴をこぼしたんです。

そこで教えてくれたものと私が気付いた「頑張らない子育てスキル」4つご紹介しようと思います。

①子供の自己肯定感=親の自分肯定感

ここ最近の教育において必ず耳にするのが自己肯定感です。

「ありのままの自分を受け入れて尊重すること」です。失敗や困難な状況でも「こんな自分でも大丈夫!自分は価値がある人間なんだ」と感じることです。

私も子供2人の自己肯定感を高めてあげたいと思い、そのための方法をネットや本でたくさん読みました。

・否定的な言葉は使わない

・結果ではなくありのままの存在を認める発言をする

ただ、育児頑張りすぎ症候群のパパママは子供に対しこのような言葉は意識しているのに自分自身の自己肯定感は低かったりするのです。(私も該当)

周りのパパ・ママがとても素晴らしい親に見えてしまい自分がまだまだ至らないと悲観的に感じることも多いかもしれません。

けれど、そんなことはないです。あなたは素晴らしい育児をしています!

子供を育てるのは自分自身を育てることと同じです。

育児頑張りすぎ症候群のパパママ、自分を褒めて認めてあげましょう!

冗談だと思って試してほしいのが、無理矢理声に出して自分を褒めてみることです。

「子供がこぼしたお茶を拭いてあげる私、えらい!」とか

「子供が好きなおかずを沢山おかわりしてもいいように自分の分は少なめに取り分けるなんて、優しすぎる〜」とかです。

声に出すとこんなに褒めてもらえるようなことをやっていたんだ!と自分自身の自己肯定感もアップします!ぜひ1日でもやってみてください。

②子供は教えなくても勝手に学んでいく

真面目はパパママほど教えてあげなきゃという意識が強いです。

生活習慣から始まり、単語、ひらがな、数字、英語などです。

夫もこうするとこぼれないよ。こうすればうまく着れるよ。と説明するのが好きです。

私は夫の行動を特に止めたりはしませんが、私は教えてあげることはしません。

そうしなくても子供は自分で考えて習得する力があるからです。

モンテッソーリの本でもそのように記載がありました。

ひらがなや文字もモンテッソーリではこちらから働きかけて教えることはしないそうですが、強要していないのに不思議と子供達は時期がくると文字に興味を持ち始め、文字を学びたいという意欲が出てくるそうです。

英語に関しては我が家は英語教材を買って、実際取り組んでいるので何とも言えないのですが(笑)、無理強いはせずにCDをかけ流して本人主導にしました。

③正しい姿だけ見せなくてもいい

「三つ子の魂百まで」という言い伝えの呪いに私自身もかかっていました。

小さい娘の前で優しい言葉遣い、正しい日本語、冷静な態度で振る舞えるようずっと意識していました。

それが結果的に、子供と接している自分が「虚像」になっていき、子供と2人で過ごす時間がつらいものになることもありました。

「早く夫が仕事から帰ってこないかな。2人きりで過ごすのはもう限界。」

と子供と過ごすことが精神的に負担となってしまったのは、正しい親の姿(優しくて肯定的な言葉をかけてくれて癇癪も笑顔で抱擁するような天使系母さん)でいなければならないというプレッシャーからだと思います。

ですが、もう天使系母さんを目指すのはやめました笑

時に私も怒ったり、娘に叩かれて泣いたりしながらありのままの姿を見せるようになりました。

すると娘と過ごす私自身、自然体でいられるようになり、娘と過ごす時間も自然と楽しめるようになりました。

④頑張っても頑張らなくても結果は変わらない

子育ては、親が頑張ったから結果が出るものではないです。

むしろ頑張ると空振りすることの方が多いです(離乳食、トイレトレーニングなど)

トイレトレーニング、絶賛空振り中笑

子育て、絶対に失敗できない!と力が入って子育てがつらいものになるより

子供と一緒に笑っていられるように自分自身のメンタルや自分の時間も同じくらい大切にしてほしいです。

子供の失敗が気になることもあるかと思います。わかります!

そんな時は失敗が目に入らないところに避難するのもいいと思います。

頑張っても頑張らなくても子供は子供の力で大きくなるのであれば、育児頑張り過ぎ症候群のパパママは少し目線を子供から自分自身に向けてみるのもいいと思います。

まとめ

日々頑張っているパパ、ママは本当に素晴らしいです。

正しい育児、こうしなきゃ!こうなってほしい!と願い行動できることも本当に尊敬します。

ただ、頑張りすぎて疲れたと感じるときは子供の将来、子供の人生から一度目を離し、自分自身が好きなこと、自分のこの先の人生が豊かになるように自分に目を向けてみることもおすすめします!

一緒に頑張らない育児のスキルを身につけていきましょう!

わたしも一緒に頑張らないを頑張ります^ ^